2016年6月22日水曜日

ディフェンシブ銘柄に高値更新続出!!空売りが積み上がる医薬品株に注目☆

いよいよ世界中の注目を集める英・国民投票が明日に迫りました。直前まで残留派・離脱派は拮抗しており、結果はどちらに転んでもおかしくありません。仮に離脱となれば世界経済の見通しは暗くなり、リスク回避の円買いが急速に進む事が予想されます。


そんな中注目されるのは、"ディフェンシブ銘柄"と呼ばれる内需型の銘柄。主に原材料を輸入し国内で販売しているので円高がメリットになる食品株や、海外売上高の上昇で以前ほどディフェンシブ性は無くなりつつあると言われるものの景気の影響を受け難い医薬品株です。


食品株の中では2811カゴメや1333マルハニチロ、医薬品株の中では4581大正ホールディングスが6月に入ってから上場来高値を更新するなど投資家の人気を集めています。そしてそれらに共通するのが"信用倍率が異常に売り長"となっている点。

普段は値動きが少ないにも関わらず不自然に上昇してしまったために「そろそろ下がるだろう」と空売りを入れる投資家が多く、その買い戻しで更に株価が上がる、というサイクルにはいっています。


食品株は業績も比較的安定してしまっているケースも多いのですが、医薬品株は新薬1つで株価も化ける可能性があり、オプシーボを開発した4528小野薬品工業がその好例。先月は4589アキュセラ・インクが新薬開発失敗により1週間程で時価総額が2,000億円以上も消滅するという事件も起こりましたが、ある程度企業規模の大きい銘柄であれば複数パイプラインも抱えておりリスクも回避できます。

企業規模が大きく売り長となっている医薬品株の中から、未来の上場来高値更新銘柄が見付かるかもしれません!!

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