India to OPEC: We'll take that extra oil you're pumping - March 30, 2016
インドは今高成長に沸いています。そのため原油需要も拡大していますが、自国での産出量は僅かのためその大部分を輸入に頼らざるを得ません。またこれまで戦略備蓄も十分ではありませんでした。しかしそういった問題を是正するため、2016年度予算案ではインド国内で石油を貯蔵し販売した外資企業への所得を一定条件下で免税する事を認めており、また原油の地下貯蔵施設の建設も進められています。
インドの原油輸入量は現在世界第3位(1位米国・2位中国・4位日本)です。国際エネルギー機関IEAによると原油依存度は2010年の73%から2035年には92%に上昇すると予測されており、インドにとてエネルギー保障は重要な問題です。
既に国営企業を通じて戦略備蓄施設の1つが稼働しており、国内消費量の12日分に当たる5.3百万メートルトンの原油を貯蔵しています。他の3施設も今春より操業開始する予定で、それにより更に28日分が加わる事になります。
インドの原油輸入量の86%はOPEC諸国からであり、戦略備蓄においても主にOPECで産出された原油が使われる事になります。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/30/investing/india-strategic-petroleum-reserve-opec/index.html?iid=hp-toplead-intl
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