4589アキュセラ・インクが本日もストップ安を付けており、これで3日間での下落幅は2,000円近くに達しています。
ドライ型加齢黄斑変性治療薬として開発していた「エミクススタト塩酸塩」への期待から株価は急騰していましたが、水曜日に「臨床第2b/3 相試験で主要評価項目で有意差が認められなかった」というプレスリリースがあり、収益化が大幅に遅れると言う懸念から見切り売りが止まりません。
昨日に続き本日もストップ安比例配分で、1,000万株以上の売り残を残して取引を終了しています。信用買いも100万株以上あり、5月中での寄付きは難しいかもしれません。
ここまでなら「仕手化した銘柄のマネーゲームが終了した」という程度の認識ですが、アキュセラ株は開発失敗のプレスリリース前日の後場、突然株価が下落しストップ安を付けると言う奇妙な値動きをしていました。Bloombergからは「日本取引所グループがインサイダー取引の疑いで調査に着手」と報道されており、株価以上に今後の展開にも注目が集まりそうです。
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