2016年6月26日日曜日

27日(月)は権利付最終日!優待タダ取りの方法を最後に確認☆

いよいよ月曜日は4月配当&優待銘柄の権利付き最終日。4月末が権利確定日の銘柄は、255日(月)までに株を購入し大引けまで保有すれば株主の権利を取得でき、配当金と株主優待を受ける事が出来ます。


ただ「株を売ろうと思っていたけど、折角だから配当と優待を貰ってから・・」と考えている人は、権利付最終日以降に売却を検討する事になるので、例年権利落ち日は株価も値下がりする傾向にあります。そのため、優待取りのために株を購入する事には「株主優待を得るためには株主になったものの、株価の値下がりにより株主優待以上の損失が発生した・・」というリスクがあります。


その株価の値下がりリスクを回避し、優待だけを得る方法が"クロス取引"です。方法は、権利付最終日に現物買をして、同値で信用売を同じ株数両建てする事です。株価が値下がりすれば空売りした分が利益となり、株価が上昇すれば現物買した分が利益となるので、株価の変動リスクを固定し株主優待の権利だけを取得できるという方法です。別々に"現物買"と"信用売"を入れるとそこでも微妙に値段の差が出てしまうと思うので、確実に両方の値段を揃えたい時は前場や後場の寄付前に「成行」で注文すれば、同値で両方の取引が成立します。


ただ1つだけ注意が必要なのは、信用売にかかる"逆日歩"です。これは信用売が増えた事で株が不足した際に掛かる費用で、売りに対して買いが少なくなればなるほど逆日歩は大きくなります。そのため優待取りのクロス取引のために空売りが増えると優待以上の損失を被る事も。過去には9681東京ドームや9861吉野家HDでも悲劇が・・ ただ、「逆日歩がいくらになる」とか「どの銘柄なら安全」といった事は正確には分からないのである程度の割り切りは必要かも。また現物分だけなら受け取れるはずの配当金も、空売り分で相殺されるので実質受け取れない点も注意が必要です。 

0 件のコメント:

コメントを投稿

☆Carry Protocolの紹介です☆

★Carry Protocolの信条 消費者データは世界で最も貴重なデータの一部であると考えている 消費者は自分の取引データを収集して所有する権利を持つべきだと考えている ブロックチェーン技術は、実際の日常生活に影響を与える限り価値があると信じている Carry ...