ドル円は年初来安値更新！！日銀会合次第で更なる円高も

本日未明にFOMCでの米・利上げ先送りが決定されました。事前に6月利上げ織り込み度は0%でしたが、その後に行われたイエレン議長会見は7月利上げの可能性に含みを持たせる内容となっています。

GDP見通しの下方修正により一時円相場は対ドルでの年初来安値を更新するなど円高が進行しましたが、現在は巻き戻されておりほぼ東京時間のレンジ内での推移となっています。


イエレン議長の会見でも触れられたように、目先の最大のリスクイベントは英・国民投票。英国のEU離脱の可能性はこのところ急速に高まっており、結果を楽観視していた金融市場にも混乱が見られます。

今回の国民投票では出口調査は行われませんが、金融機関や投資ファンドが独自に実施予定で、日本時間24日(金)の早朝からじょじょに大勢が判明する予定です。過去10年に1度の大イベントと言われていますので、資金管理には注意して当日に備えたいと思います。