本日の日経平均株価は500円に迫る下落となっておりほぼ全面安の展開です。日銀の金融政策決定会合で現状維持が決まった事から低インフレ容認との認識が市場に広がり、円は主要通貨に対して大きく買われています。
円相場も、NY時間に目先の下値メドであった105.50円ラインを下回ると、日銀会合を受けた仕掛け的な売りも入り、そのままストップロスも巻き込みながら現在は104円台前半での取引となっています。サポートラインもしばらくは無いため、下値不安の燻る不安定な状態が続きます。
このまま来週の英・国民投票を迎えると金融市場の先行きは非常に厳しくなります。ただ目先の金融政策でどうにかなる局面でも無いため、ポジション整理をしながら世論調査の結果に一喜一憂する展開は続きそうです。
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