☆6月3日終値☆
日経平均株価:16,642.23円
TOPIX:1,337.23円
CME225先物:16,335円(3日NYクローズ)
日経平均株価予想:15,750円~16,750円
6月6~6月10日経平均株価の予想レンジは15,750円~16,750円と小幅に下落予想です。
先週の株式市場は月初のため米国を中心とした重要経済指標の結果に振られる展開となり、また英・国民投票の世論調査で離脱派優勢との報道で円高が進むなどしましたが、方向感の無い1週間となりました。
ただ注目度の高かった米・5月雇用統計では、通信大手のベライゾン・コミュニケーションズでの大規模ストライキの影響があったものの非農業部門雇用者数が+38,000人と市場予想を大きく下回った事でドルの早期利上げ観測が後退し、ドルストレートはドル安が進んでいます。雇用統計の発表後FF金利織り込み度では6月25bp米・利上げ見込みは4%まで低下しており、7月利上げについても1週間前の46.2%から26.1%と変化しています。
現在国内の輸出企業の多くが円相場の対ドル想定レートを105~110円に置いている中なので、現状106.50円前後から更に円高が進行すると採算悪化への懸念も含め株価にはマイナスに作用しそうです。英・国民投票の結果も不透明なので、しばらくは積極的な売買は控え短期勝負で取引したいと考えています。
注目される経済指標は、7日豪・政策金利発表、 欧・GDP、9日中・消費者物価指数、米・新規失業保険申請件数、12日中・鉱工業生産、中・小売売上高です。また英・国民投票に向けた世論調査やスペイン総選挙の報道に敏感に反応する展開が続きそうです。
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