アメリカの宝くじはキャリーオーバー制を採用しており、当選金が高額になるケースがあります。アメリカで最も一般的な宝くじの1つであるパワーボールPowerbalでは、次回抽選の1等当選金が何と13億ドル(約1500億円)になるそうです。
Powerballは1~69までの数字を5つと1~26までのパワーボールナンバーを1つからなるクジで、6つの数字全てが揃うとジャックポットとなります。この確率は参加者が増えても変わりませんが、当選金は当選者全員で均等割りとなるので変化します。
もともと抽選は週に2回行われますが11月7日を最後に18回続けて当選者が出ていない事からキャリーオーバーが続いており、このように当選金が膨れ上がっています。今回当選者が出ればこれまでの過去最高の当選金額である656万ドル(2012年)を大きく更新する事になるかもしれません。そのため注目も集めており、前回抽選前は1時間で約600万ドルもクジの売上げがあったそうです。
Powerballのジャックポットオッズは1/290,000,000で、これは落雷に遭う確率1/160,000や結合双生児が生まれる確率1/200,000、1年間にサメに襲われる確率1/11,500,000よりもずっと低くなります。アメリカでは年間700億ドルが宝くじに使われていますが、その内60%程はスクラッチで、それ以外がPowerballやメガミリオンといった所謂Gig Gameと呼ばれるクジに使われています。
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