Gold tops $1,300, hits 15-month high - May 2, 2016
金価格の上昇が続いています。NY金先物は6日続伸し、中心限月の6月限は1オンス1306ドルと2015年1月以来の1300ドル台へ上振れる場面がありました。金は年初以来22%の上昇となっています。
この上昇を支えているのは2つの要因があります。1つが年始に見られた米国を中心とした世界的な株安による逃避需要の増加です。しかし3月に米・株式市場が年初来でプラス圏を回復すると金価格は若干値下がりしたものの、その後再度上昇に転じています。
この上昇を支えているのが米ドルです。ドルは 数年にわたる上昇の後、FRBによる利上げ期待の後退と米国のゼロ成長により値下がりしており、ドル安により金が買い易くなっているいるためと、長期にわたって資産価値を保全できるメリットが高められているため、金価格の上昇をもたらしています。
Schaeffer's Investment ResearchのTodd Salamone氏は「株式への投資を引き上げ金に振り向ける時期が来ている」と述べています。米・利上げ見込みの高まりとドル高による下落の可能性はあるものの、米・調査会社であるCapital Economicsは"2016年末に1オンス1,350ドル、2017年末に1,400ドルになる"と予測しています。
⇒http://money.cnn.com/2016/05/02/investing/gold-soars-above-1300/index.html
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